自分の周りの人は長期的にはインフレは起きると言っている人が多いです。
その根拠としては過去の日経平均のチャートを見て円に対する証券価値(日経平均株価)が単調増加していることから、そう言っているのではないかと思います。
ちなみに過去の日経平均のチャートは以下の通りで、少しいびつですが、一応単調増加しています。

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安倍首相も金融政策の一つとして2%のインフレを目標に施策を行っています。
自分でも「長期的にはインフレが起きる」と信じて、手持ちの資金の大部分を株式のインデックス投資に回しています。


今回は本当に長期的なインフレは起きるのかどうかについて考えてみました。
本当は、こういうことは投資をする前に考えるべきですが。。。。 

【円の総額】
 以前の記事で書いたのですが、利子付きの国債が発行されています。
ですので円の総額は増え続けます。
また、今はマイナス金利ですが、金利がプラスの場合、日銀にお金を預けているだけで、利子がつくことからも円は増え続けます。
以上から、円に対する証券や物の価値は上がっていくだろうと思います。
どこの国でも債券を出しているので、同じようにインフレするのではないかと思います。

【給料について】
ただ、物の値段を上げるためには、物に対してお金を支払う労働者全体の給料を上げる必要があります。
現時点では自動車業界や電気業界の組合がベースアップに成功して、僅かに給料が上がっています。
一方で、組合が無い中小企業などは給料が上がっていないところもあるように思います。

現時点では給料アップなどは、その会社の組合と会社の間で協議されていますが、もう少し政府が介入しても良いように思います。
商品の値段は材料費や人件費などを含まれていますが、商品の値段の比率は会社で決めています。
その人件費の比率を法律で決めれば、政府が人件費をある程度、保障することができるのではないでしょうか。
その物の市場の国際競争力が少し落ちるような気もしますが、人件費を削ってまでやるような競争は止めた方が良いと思います。


【イノベーションについて】
また、手っ取り早くインフレを実現するには、新しい市場を切り開くことができれば良いと思います。
例えば2000年代にITバブルによって、多くのサービスが作られ、IT関連の仕事に就く人が増えました。
もしITバブルが起きなかった場合、今IT関連の仕事をしている人は既存の仕事を行っているように思います。
その場合、既存の業界に従事する人の数が増え、一人一人の給料もITバブルがあった場合よりも少なくなっているように思います。
今後ITバブルに匹敵しそうなイノベーションはバイオ関連と言われています。
ただバイオ関連の研究開発は病気で困っている人ぐらいにしか影響は無く、その市場は小さいように思います。
ですので、ITバブルほど多くの人への恩恵は無く、売り上げも小さいのではないでしょうか。
まあ、何にせよイノベーションが起きることを期待しています。