インベスターZの13巻の感想です。
漫画は感想が書きやすくて良いですね。

あらすじとしては、前半は松井という同級生の相談で中盤は藤田美雪がスタートトゥデイの社長の前澤友作に会う話で、後半は投資部の部長の神代の予言の話です。

後半の話が伝わりづらいと思うので、もう少し詳しく説明すると次のような流れです。


1. 神代が株式相場の今後を占って、近いうちに暴落が来ると予言し、部員たちに保有株式を売るように指示する
2. 部員たちはそれに従い、売りまくる
3. 財前はそれを不審に思い、数日たっても暴落が来なかったから、暴落は無いと判断して買い始める

この巻ではここまでです。
ちなみにそのシーンはこんな感じです。
10


漫画を読んでいる限りでは、この判断はチャートのみを見て判断しており、何も根拠も説明も無く、完全にオカルトです。
暴落は無いと判断して買い戻す財前の気持ちもよく分かります。

話が前後しますが、次のようなシーンがありました。
27

リカク10%損切り5%ですが、これで売買してたら恐らく損すると思います。
仮に株価が上昇するか下落するかが50%ずつの確率で起きるとして、5%の値幅をAとします。
10%の値幅は2Aになります。
この条件で期待値を計算すると次の通りになります。
\begin{equation}
0.5 \times 0.5 \times 2A +0.5 \times (-A)=0
\end{equation}

期待値は0円で、手数料を考えるとむしろマイナスになります。
プラスにするには、ここに銘柄選びなどで、上昇する確率を上げるしかありません。

まあ、どっちにしろリカク5%損切り5%でも同じように期待値は0円になります。
大体、そんな所です。

ちなみに自分は、バイアンドホールド戦略を取っていて、一度買ったらずっと保有し続けています。
情勢や自分の考えが変化したら売るかもしれませんが。。。。

まあ、こういうツッコミをするのもこの漫画を醍醐味の一つかもしれません。
オススメですので、是非読んでみてください。

インベスターZ(13)
三田紀房
コルク
2016-06-23